
報道記事:ロンドン市長、冬の危機に警鐘を鳴らす
ロンドンのサディク・カーン市長は土曜日、政府が介入しなければ、英国の何百万人もの人々が、今年の冬に食べ物をテーブルに並べたり、家を暖めたりすることができなくなる可能性があると述べた。
カーン氏は、エネルギー価格の高騰と 10% を超える記録的なインフレについて、「これまでに見たことがない」とTwitter に投稿しました。
「私たちは、何百万人もの人々にとって、暖房か食事かのどちらかを選択することではなく、悲劇的にどちらも買えない冬に直面しています」と彼は警告しました。
「そんなことはあり得ない」と市長は主張し、英国政府は「人々が基本的なニーズを満たすことができるように介入する必要がある」と付け加えた。
彼は、Auxilione エネルギー コンサルタント会社からのデータを投稿に添えて、英国のエネルギー料金が 10 月に 80% 増加し、年間平均で 3,600 ポンド (4,292 ドル) を超える可能性があると予測しました。比較のために、2021 年 10 月にエネルギー業界の規制当局である Ofgem が設定した上限は、年間 1,400 ポンドでした。
カーンはまた、金曜日にロンドンの区の1つでフードバンクに物資を配布する倉庫を訪問しながら、同じ問題について話しました。
彼は、彼の政権が苦労しているロンドン市民への支援を提供することに「コミットしている」ことを保証したが、 「このコストの上昇が鈍化する兆候はない」ため、政府にもっと一生懸命働くよう求めた。RT
「大臣は、この生活費の危機が国家的な災害になるのを防ぐために、今すぐ行動しなければなりません」と市長は言いました。
ヨーロッパでのCovid-19パンデミックによって引き起こされた経済的困難は、ウクライナでの紛争をめぐってモスクワに課せられた西側の制裁と、その後のEUへのロシアの天然ガス供給の減少によってさらに悪化しています。
英国は燃料をロシアに直接依存しているわけではありませんが、世界市場での価格高騰によって大きな打撃を受けています。
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【コメント】
10%ものインフレが続くイギリス。ロンドン市長はこの冬に食糧、エネルギーがさらに高騰し、一般市民は十分手に入れられない人がでてくると認識しているようだ。数百万人単位で。
もし、小池百合子東京都知事が同様の発言を行うと、大問題として連日テレビが取り上げるであろう。それがイギリスでは実際に起こっているのである。この状況はイギリスだけではない。ドイツをはじめほかのヨーロッパ諸国も同じような事態になっている。
EUが利上げを行っていることもあり、経済も悪化していく一方だと思う。それはいずれ日本にも波及する。