
報道記事:北京で預金引き出し騒ぎ
【北京共同】北京市で20日、地元の主要銀行である北京銀行から預金を引き出そうと、市民らが行列をつくる騒ぎが発生した。一部の専用口座の引き出し規制が公表されたことをきっかけに不安が広がり、預金者らが各支店に押しかけた。経済が低迷する中、市民は金融危機の発生を警戒し敏感に反応するようになっている。
ロイター
20日午前、市中心部の北京銀行支店前では、店に入りきれない30人ほどが行列した。従業員が「お金は引き出せます。2、3日すれば行列もなくなるから、それから来て」などと説明。同行は国有系で、ある市民は「国家を信用しても大丈夫ですよね」などと従業員に詰め寄っていた。
【コメント】
おとといの記事である。ディーガルの予測する人口減少と関係なさそうと思っていたので取り上げなかったのだが、これが中国経済崩壊の兆しの一つかもしれない。中国人民元も2年ぶりの安値を付けている。これは中国から資本が流出している可能性がある。
中国は国内向けにも海外向けにも預金引き出しや資本の移動に制限を設ける可能性が出てきた。そうすると中国経済はさらに悪化してしまう。世界を道連れにして。