
報道記事:ロシア、今年のエネルギー輸出利益は大幅増 制裁影響せず=外相
[4日 ロイター] – ロシアのラブロフ外相は4日、西側の制裁によって石油輸出に影響は生じていないとし、今年のエネルギー輸出利益は大幅に増加するとの見方を示した。
ロイター
ロシア外務省によると、同氏はボスニアのセルビア系テレビに対し「西側の制裁の結果として形成された価格水準を考慮すると、ロシアは財政面で全く損失を負っていない」と発言。「むしろ、今年はエネルギー資源輸出から得る利益が大幅に増加するだろう」と述べた。
また「一般的に石油は政治の影響を受けない。需要が存在し、われわれには代替の市場があり、そこで既に販売を増やしている」と語った。
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毎週のようにロシアへの新たな制裁が発動されている。しかし、ロシアがどれくらい痛手を被っているのであろうか?ウクライナ侵攻以前からロシアは制裁を受けていた。今回はマクドナルドやエネルギー関連の資本が引き上げる、SWIFTからの排除など金融の制裁が大きい。
しかし、ルーブルはウクライナ侵攻以前より強くなっている。エネルギーの高騰はエネルギー輸入国を苦しめる中、ロシアには恩恵がある。2025年にロシアが世界のGDP3位になっているというディーガルの予測が当たる可能性がある。
参考:ディーガルが予測する 2025年の驚愕の人口