WHOでサル痘の「緊急事態」を協議中 サル痘新規感染者は1日に1000人を超える日も

報道記事:サル痘で2回目の委員会 「緊急事態」か判断―WHO

【ジュネーブAFP時事】世界保健機関(WHO)は21日、天然痘に似た症状の感染症「サル痘」の感染拡大を受け、専門家による2回目の緊急委員会を開催した。「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に当たるかどうかの判断をめぐり、専門家が議論した。

緊急委の冒頭、テドロスWHO事務局長は「公衆衛生上、即時および中期的にどのような事態が生じるか分析するに当たり、助言をいただきたい」と語った。緊急委がいつ結論を出すかは未定。WHOは6月に1回目の緊急委を開催したが、その時点では緊急事態の基準にまだ達していないと結論付けていた。

時事通信

【コメント】
予定されていたWHOの委員会が開催されサル痘の緊急事態について協議されている。すぐに結論が出るのかわからないが、確実にサル痘患者は増えている。サル痘は感染しにくいらしいが、特定の国では加速度的に感染者を増やしている。この増え方は気になる。検査数を増やしているのか、比較的簡単に感染する経路があるのかもしれない。

以下は世界での毎日の新規感染者数である。すでに1日1000件を超える日がある。感染者は北アメリカ、西ヨーロッパに多い。幸い日本での感染者はまだいない。

Monkeypox meter
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