
サル痘の感染拡大シミュレーション
NITという組織が2021年11月にパンデミックシミュレーションを行っている。あくまでもシミュレーションだが、使われている病気はサル痘。そして、シミュレーションの中で最初の感染者がでたのは2022年5月15日。今騒がれているサル痘は5月7日にイギリスで最初の感染者が見つかっている。
シミュレーションのスケジュールと同じため、ネット上では話題になっている。次の図はそのシミュレーションのスケジュールを抜粋したものである。2022年5月15日の次のポイントは2022年6月5日。昨日である。
シミュレーションでは6月5日に1421件の感染者が確認されることとなっている。そして、2023年1月10日には7000万人の感染と130万人の死者が出る。

6月5日の感染状況(感染が多い国とは時差があるので、本日データを確認)

感染者に感染疑いを加えると1000名を超えている。シミュレーションでは1421件なのでそれに近い数値になっている。シミュレーションというより計画に近いように思えてしまう。シミュレーションよりマシなのは死者が出ていない点である。死者が出るようだと、報道も増え、日本でも水際対策が求められると思う。
ディーガルの予測には人口減の原因にはパンデミックは含まれていないと書かれている。だが、新型コロナウイルの対応を見ていると、ワクチン後遺症やロックダウンによる影響などパンデミックの影響で少なからず命を落とす人はいそうである。とはいえ、数千万人単位での人口減はこれだけでは起こらない。