第三次世界大戦がはじまるのか NATOが即応部隊を30万人に

報道記事:NATO、即応部隊を大幅増強 30万人超に=事務総長

[ブリュッセル 27日 ロイター] – 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は27日、安全保障上の危機が発生した際に出動するNATO即応部隊を現行の約4万人から「30万人をはるかに超える」水準に増強すると述べた。「冷戦以降で最大の集団的抑止力および防衛の大改革になる」という。

今週28─30日(訂正)にマドリードで開かれるNATO首脳会議に先立ち、「ロシアはNATOが長年にわたって築こうとしたロシアとのパートナーシップおよび対話から遠ざかっている」と指摘。「ロシアは対話ではなく対立を選んだ。そのことを遺憾に思うが、もちろんその上でわれわれはその現実に対応しなければならない」と語った。

さらに「ロシアがわれわれの安全保障や価値観、ルールに基づいた国際秩序に直接的な驚異を与えていることを加盟国が明確に表明すると期待している」とした。

スウェーデンとフィンランドが申請したNATO加盟にトルコが反対している件については「いかなる約束もしないし、具体的な時間軸について推測もしない」とした。

ロイター

【コメント】
スウェーデンとフィンランドのNATO加盟をトルコが支持する前の記事である。NATOが相応部隊を4万人から30万人を超える水準に増やそうとしている。「ロシアは対話ではなく対立を選んだ。そのことを遺憾に思うが、もちろんその上でわれわれはその現実に対応しなければならない」という言葉は、ロシアがやる気ならNATOにも考えがあると言っているのである。それが、30万人の即応部隊である。

30万人もの部隊を作るには、各国の協調、基地の準備、食糧・武器弾薬の調達ルートの確保など素人が考えても金と時間がかかりそうである。このようなことを本当にはじめるのなら、それは戦争の準備といえる。遠慮なく、堂々と基地の建設や物資の集積を行える。

ロシアの目の前、例えばポーランドに各国の精鋭がどんどん集まっていくとして、ロシアはそれを黙ってみているであろうか?ロシアが何か動いた場合、NATOはそれを放置するであろうか?互いに戦う口実を作り続けている。もう止めることはできないような気がする。

ディーガルの予測では西ヨーロッパとアメリカが人口を多く減らす。このまま第三次世界大戦がはじまることを示しているかもしれない。そして、ディーガルの予測はロシアが勝利を意味している。

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