アルゼンチンがBRICSに参加希望 資源国が集結

報道記事:アルゼンチン、BRICS加盟希望 実現なら影響力強化

 【サンパウロ時事】南米アルゼンチンのフェルナンデス大統領は24日、新興5カ国(BRICS)と途上国首脳らによるオンライン会議で、BRICSへの正式加盟を希望すると表明した。BRICSはブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカから成るグループ。ロシアを除く4カ国は、ウクライナ侵攻をめぐる米欧主導の対ロ制裁から距離を置いている。

 フェルナンデス氏は「アルゼンチンは正式メンバーになることを希望する」と強調。「われわれは安全で責任ある食料供給国であり、バイオテクノロジーや物流の分野で(世界に)認められている」と述べた。

 BRICS5カ国は世界の総人口の42%、国内総生産(GDP)の24%を占めており、農業・資源大国のアルゼンチンが加われば影響力が高まることが予想される。

時事通信

【コメント】
資源国であるアルゼンチンがBRICS入りを希望している。エネルギー危機、食糧危機が言われる中では、エネルギー、食糧を持っている国が力をもつ。ロシアが相対的に優位になっているが、そこにBRICSを加えると世界GDPの24%を占め、アルゼンチンが加わるとさらに高くなる。

これは本当にアメリカとEUの影響力が落ちていくのではないか?ロシアや中国と敵対しない限りは、アメリカについていく理由は少ないと思う。南米、アフリカはロシア、中国の脅威を直接受けることはない。これらの地域の国は今後レッドチーム寄りとなっていくように思う。

ディーガルの予測では、アフリカ、中南米の人口減少は比較的軽微である。BRICSはレッドチームの経済圏で、今後はそこに資源を求める国が集まってくるのかもしれない。
  参考:ディーガルが予測する 2025年の驚愕的な人口

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