
報道記事:国防当局者が警告:イランはイスラエルとパレスチナの混乱を中東全域の米軍を攻撃する「機会」として利用する可能性がある
国防総省 は、 ガザ地区で進行中のイスラエルとパレスチナ武装勢力の間で激化する紛争を、イランが中東全域の米国の目標を攻撃する 「機会」として利用する可能性があると警告した。
国防総省当局者は特に、イランやペルシャ湾に駐留するイラン軍の支援を受ける過激派が、この地域の不安定化の高まりに乗じて、この地域、特にイラクやシリアで活動している米国や提携部隊を攻撃する可能性があることを懸念している。(関連:イラン、レバノンのヒズボラはガザでの「戦闘に参加」する準備ができている、ハマスの指導者に警告)
「これはチャンスだ」と 匿名を条件に ポリティコと話したある国防総省当局者は語った。
伝えられるところによると、イラクとシリアに駐留する米軍は「地域の紛争や不安定性につけこもうとする悪意のある勢力を認識している」と統合任務部隊の広報部長ジェフリー・カーマイケル少佐は述べた。 、イラクとシリアのイスラム国残党に対抗する米国主導の有志連合。
「我々は、極悪非道な行為者が我々を我々の使命を損なうような関与に引きずり込むことを許さない」とカーマイケル氏は付け加えた。同氏はイランの名前には言及しなかったが、「誤解しないでほしい。我が国は、我が国の軍隊を危険にさらす脅威に直面したときはいつでも、自衛する固有の権利を留保している」と付け加えた。
米国はイラクに約2,500人の軍隊を駐留させており、彼らは戦闘任務には割り当てられていないが、イラク軍に助言するために国内に残っている。米国はシリアにさらに900人の軍隊を派遣し、ISISに対抗するために地元武装勢力と協力している。
イラン関与疑惑は根拠なし
紛争が始まって以来、アメリカの安全保障指導者や主流メディアはイランが何らかの形で関与していると主張してきた。ウォール ・ストリート・ジャーナルは、イラン治安当局者が「ハマスの土曜日(10月7日)のイスラエル奇襲計画に協力し、(レバノンの)ベイルートでの会合で 襲撃にゴーサインを出した」と報じた。
しかしその後の米当局者らの報告では、国防総省はテヘランとハマス主導の最初の攻撃を結びつける具体的な証拠は何も持っていない、と指摘している。それにもかかわらず、政府関係者がイランとハマスとの過去の関係を理由にイランを非難するのを止めることはできなかった 。
国家安全保障会議のジョン・カービー報道官は、「誤解しないでください。イランが武器や道具の能力、訓練などで長年にわたってハマスを支援してきたというだけの理由で、ここにはある程度の共謀が存在します」と述べた。 「ですから、明らかにイラン、ここには共謀があります。しかし、私たちが目撃した特定の一連の攻撃に関して言えば…直接的な証拠がありません。」
ロイター通信と ニューヨーク・タイムズ紙の報道による と、米国はイランの主要指導者らがハマスが大規模攻撃を計画していたことを知らず、実際に不意を突かれたことを示す複数の情報を収集したという。
明確な関連性はないにもかかわらず、匿名を条件にロイター通信に応じたある米情報当局者は、国防総省が持つ 最も近い具体的な情報は、ハマスがイスラエルに対して何らかの小規模かつ限定的な行動を計画していることをイランが認識していたのではないかと示唆した。米国の諜報機関も、イランと最近の敵対行為との具体的な関連性を示唆するあらゆる種類の情報を掘り起こすつもりであるとされている。
「我々は今後数週間のうちに追加情報を調査し、この問題に関する我々の考えを知らせる予定だ。これには、(イランの)システム内に、これから何が起こるかをより明確に認識していた、あるいは計画の側面に貢献した情報が少なくとも存在していたかどうかも含まれる」 」と関係者は語った。
Natural News
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【コメント】
一見アメリカはイランの参戦を恐れているように見える記事である。そして、イランがハマスを支援している証拠はないとアメリカは言う。
過去のアメリカの所業を思うと、これもポーズに見えてしまう。イランが中東に駐留するアメリカ軍を襲撃する可能性があるとほのめかし、その可能性を世界に植え付けている。ハマスを支援した証拠がないといっているのは、かつてイラクを攻撃した時にあると言っていた大量破壊兵器がなかったことに対する反省からだろう。ないものを証拠として戦争を起こすとアメリカのイメージダウンになる。圧倒的な国力があった時は良かったが、今は国力が衰えるとともにロシア、中国を敵に回しているので遠慮しているのだろう。
イランはイランで、イスラエルを支援するアメリカを敵として攻撃する口実がある。つまりどうやったところで、アメリカがイランと戦うのはお互いに口実ができてしまうのだ。あとは時間の問題なのだろう。
イスラエルはアメリカに参戦してほしいと思っている。アメリカが参戦する確度の高い理由が欲しいとこだろう。アメリカが参戦するにはイランの参戦が理由になる。イランの参戦理由はイスラエルの動き次第だ。なんと簡単なことだろうか。
まわりのアラブ諸国にとっては迷惑なことかもしれない。これらの国はどちらの味方に付くのだろうか?国内にイスラム教徒が多いことを考えるとイスラエルにつくことはできない。イスラエルについてしまえば、国内で反乱が起こるだろう。
あとはわからない。中東は大混乱になり、聖書の預言の世界が訪れる。気を付けなければ原油輸出が止まり、世界に不況と部分的な飢餓が訪れる可能性が出てくる。あと2年しかないディーガルの予測の世界が見えてくる。