
報道記事:ガザのアル・スーシ・モスクを警告なしで空爆
ここ米国東部時間で今朝4時頃、イスラエルは警告なしにガザのアル・スーシ・モスクを空爆した。現場には数十人の死者と数十人の負傷者がいる。
イスラエルとパレスチナ人の間の状況を長年観察しているある人物は、「我々は急速にガザ地区とイスラエル南部付近で全面戦争に向かって進んでいる。これは完全に制御不能だ」と語った。
ガザ居住者のレファアト・アル・アリールさんはアルジャジーラに対し、包囲された飛び地でイスラエル軍の絶え間ない砲撃の音の中で一夜を過ごした様子を語った。
「イスラエルによる、就寝中のパレスチナ人家族を標的とした、モスク、企業、住宅地を狙った街区全体の爆撃を説明するための形容詞が尽きた。
「その夜は前例のないものでした。私たちはほとんど眠れませんでした。状況は恐ろしいものでした。
「爆弾は10時間、1分たりとも止まっていないので、これはほんの始まりに過ぎないと思います。」ハル・ターナーの意見
モスクへのこの攻撃は、私たちの誰も予想できない影響を与えるでしょう。そこでは感情が暴走してしまいます。
この地域の他の国々はすでに軍事行動をとる意向を明らかにしている。
このことが最終的にどこに行くのかはわかりませんが、推測することはできます。
世界中が恐ろしい事態に陥っています。
神に正しく対処してください。
Hal Turner RadioShow
【コメント】
イスラエルとハマスの戦いはどちらがいいとも悪いとも言えないが、民間人を巻き込んだ戦いは避けるべきだ。そして、宗教施設への攻撃はやめておくべきことだ。
モスクへの攻撃は遠からずイスラム諸国の反感を買うことになる。イスラムの国々は外交面ではイスラエルに近づいてきたが、モスクを狙ったり、宗教的な差別を受けるなら、イスラエルに反攻する。国民が許さないからだ。
イスラエルは思慮が足りない。のではない。たぶん、故意に行っている。ガザ地区をきっかけにヨルダン川西岸もシリアも攻撃するだろう。すでにアメリカを味方につけている。
やがて、イスラエルによりアメリカはイスラムとの戦いに引きずり込まれる。きっと、はじめからのシナリオ通りなのだろうが。トルコとイランが敵になった場合、アメリカがかなりの支援をしなければイスラエルは勝てない。以前の中東戦争とは違い、戦闘機、爆撃機はミサイルで迎撃される。戦車でイランやトルコを攻めようにも国境を接していないのでシリア、イラクを占領する必要がある。
ミサイルとドローンでの戦いになった時には、国土の狭いイスラエルは不利になる。しかし、アメリカが味方なら戦えるかもしれない。中東の戦いに決着をつけるのだ。
アメリカが中東に力を入れるとロシアはポーランドを、中国は台湾を攻撃する可能性が高まる。何せアメリカには武器弾薬がないのだ。武器のない軍事大国アメリカとロシア、中国、イランの戦いは簡単には決着がつかないと思われる。それだけに、ほかの国も巻き込まれる。北朝鮮、韓国、日本にも及ぶだろう。