台湾でもサル痘が確認される 日本での確認もそう遠くない しかしWHOは緊急事態を宣言しないかも

報道記事:台湾で「サル痘」初確認…留学先のドイツから帰国の男性

【台北=鈴木隆弘】台湾の衛生当局は24日、欧米などで広がっている天然痘に似た感染症「サル痘」の感染者1人を初めて確認したと発表した。

南部に住む20歳代の台湾人男性で、16日に留学先のドイツから飛行機で戻った後、20日に発熱や発疹、喉の痛みなどの症状が出て、24日に陽性が確認された。隔離治療が行われており、接触者に今のところ症状は出ていない。

読売新聞

【コメント】
韓国に続いて台湾でもサル痘感染者が確認された。韓国と同じでドイツからの帰国者である。サル痘の潜伏機関は7~21日と長く、すでに日本国内に入ってきているかもしれない。世界で感染拡大が続いていることから、日本での確認も時間の問題と言える。

WHOは6月23日に緊急事態を宣言するかの会議を開いている。ここで緊急事態宣言がありそうで、そうでない可能性もある。NITのシミュレーションでは、「No international warnings or advisories」つまり警告は発せられないとあるのだ。これは数日以内に判明する。
  参考:サル痘シミュレーションのポイントとなる日 6月5日が過ぎた 感染者は加速度的に増え、感染疑いを含めると1000人超

NIT Strengthening Global Systems to Prevent and Respond to High-Consequence Biological Threats
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