【コメント】
G7のサミットが広島で行われていた裏で、アラブ連盟の首脳会議が行われていたそうだ。そんなことは越境3.0でしか教えてくてない。
今回のG7は日本国内での評価が高い。G7参加の首脳を広島の原爆資料館に連れてくることができた。ゼレンスキー大統領も参加した。ということが大きい。イギリスのスナク首相の日本への気遣いもサミットそのものの好印象につながった。
だが、一番の議題であるウクライナ対応についてはそうではなかった。多くのメディアも国民もウクライナへの支援が確認されて、サミットは成功裏に終わったように思っているはずだ。
だが、今日この動画をみて考えが変わった。石田氏が言うように本来話し合うべきはどうやって戦争を止めるのかということだ。先進国が集まって話し合うべきはロシアにどう対抗するかということではない。どうやってこの戦争を終わらせるかだ。それは可能なら仲介、話し合いによって終戦を目指すべきだ。
それはアラブ連盟の首脳会議では話しているらしい。ロシアに仲介して終戦を探るのだ。
西側の先進国は中途半端である。もし、ロシアを圧倒してウクライナから引かせるなら、参戦すべきだ。そうでないなら仲介をしてもよいはずだ。少なくとも日本はロシアへの制裁などせずに中立の立場で仲介できたはずだ。
きっと、中国や北朝鮮と敵対した時のためにアメリカ側についたのだろう。ヨーロッパの出来事なので関わらずに仲裁できる立場になれたはずなのに。ロシアと友好関係を築こうとした安倍首相ならできたかもしれない。残念ながらそうではなかった。
安倍首相の暗殺はロシアに近かったためという説もある。日本はG7とともに戦争を継続することを選んでしまった。