
報道記事:スーダン反乱、全土に戦闘拡大 市街戦や空爆、180人超死亡
スーダンでは15日に政府系の準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」が反乱を起こし、正規軍との交戦が始まった。首都ハルツームの大統領宮殿や国際空港、放送局といった重要施設を巡って攻防が続いている。紛争はスーダン全土に拡大しており、事態が収束するめどは立っていない。現地で活動する支援団体などにも被害が出ており、国連機関の世界食糧計画(WFP)では職員3人が戦闘の巻き添えで殺害された。
米宇宙開発企業マクサー・テクノロジーズは17日、ハルツーム国際空港の衛星写真を公開した。戦闘に伴い少なくとも航空機14機が破壊されたと分析している。同空港では民間機の運航が全面停止している。
国連によると、戦闘の巻き添えになった市民を含めて少なくとも185人が死亡し、1800人以上が負傷した。ハルツームでは市街戦となっていて、正規軍は空爆も行ってRSFに反撃している。米国の呼びかけもあり、双方は18日夕から24時間の一時停戦で合意した。しかしロイター通信は、戦闘の現場では合意がほとんど守られていないと報じている。
混乱に伴って治安が悪化し、食料や生活物資も手に入りにくくなっている。ロイターによると、ハルツーム中心部ではRSFの兵士が民家やスーパーから水や食料を略奪しているほか、民間の建物の明け渡しを求めるケースもあるという。
毎日新聞
【コメント】
スーダンなんて誰も気にしていなかっただろう。国名を聞くこともほとんどなかった。反乱が起こり、国内は混乱。日本も自衛隊による邦人救出を決めた。
日本にはあまりなじみがないこの国。個人的に気になったのは旧約聖書の預言で関連する国だからだ。以下の記事を確認してほしい。旧約聖書でイスラエルに滴定する国、クシュ。そこに位置するのがスーダンなのだ。今回の反乱にロシアが関わっているとしたら・・・。
旧約聖書の預言で、プテ、クシュとあるところはさすがに現代には関係ないかと思っていた。どうやらそうではないかもしれない。来る第三次世界大戦は中東から始まると言う人もいる。それはこの聖書の預言通りなのかもしれない。そしてスーダンもそれにかかわるかも。