那須の養豚場で1500頭が死ぬ 世界でも家畜が死んでいる

報道記事:養豚場で火災、豚舎3棟全焼…1500頭死ぬ

19日午前6時40分頃、栃木県那須町の養豚場「ヒラノ那須農場」から火が出ていると、従業員から119番があった。約3時間半後に鎮火したが、豚舎6棟のうち3棟が全焼した。けが人はいなかった。那須塩原署などによると、飼育中の豚約2000頭のうち、少なくとも約1500頭が死んだとみられる。同署が出火原因を調べている。

読売新聞

【コメント】
食糧が高騰する中、さらに問題が発生している。今回は養豚場での火災である。食糧危機の折気になるニュースではあるが、数千頭単位での火災や殺処分はたまにあるようだ。
  参考:読売新聞 2021年5月4日 養豚場で黒煙と炎、6棟全焼して6000頭死ぬ…栃木・大田原
  参考:朝日新聞 2022年4月16日 ワクチン打ったのに……豚熱拡大、城里町でも2900頭処分へ

それよりも謎なのがアメリカのカンザス州での牛の死亡である。記事によっては3000頭だったり1万頭だったりする。これは火災でもないので、一時期に数千頭が死ぬというのが考えにくい。本当に暑さが原因なのであろうか?

報道記事:米カンザス州で異常な猛暑、畜牛2000頭死ぬ

(CNN) 米カンザス州南西部で、猛暑のために死んだ畜牛が少なくとも2000頭に上っている。州当局者は、気温や湿度が高くほぼ無風だったために、牛たちが暑さをしのぐことができなかったとCNNに語った。

死んだ畜牛の数は、州に死骸廃棄の支援を求めた施設からの連絡で明らかになった。

カンザス州南西部では10日~11日にかけて気温が急上昇し、ほぼ一晩中、異常な蒸し暑さが続いた。風はほとんどなく、夜間の最低気温は21度前後までしか下がらなかった。このため同地の畜牛が熱中症になったとカンザス州家畜協会のスカーレット・ハギンズ氏は話す。

牛たちは急激な変動に耐えられなかったとハギンズ氏は説明し、「この時期は熱中症が懸念されるので、生産者は猛暑を前に、余分な水を用意して給餌(きゅうじ)スケジュールや分量を変え、スプリンクラーを導入するなどあらゆる対策を講じる」と話している。

CNN

スーダンでは1万6千頭の羊が死んでいる   
  参考:詰め込まれた船が紅海沿岸でキャップサイズになると、ほぼ16,000頭の羊が溺死する

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