
報道記事:「私なら第3次大戦防げる」 トランプ氏、米保守系集会で訴え
【ワシントン時事】2024年米大統領選に立候補したトランプ前大統領は4日、ワシントン近郊で開かれた保守系集会「保守政治行動会議(CPAC)」で演説した。ロシアによるウクライナ侵攻に触れ「私は第3次世界大戦を阻止できる唯一の候補だ」と支持を訴えた。
トランプ氏「宿敵」が存在感 自伝出版、大統領選へ地歩―米共和
トランプ氏は大統領当時、ロシアのプーチン大統領に「どの国も侵略するな、モスクワが大打撃を受けることになる」と警告したと主張。トランプ政権時代にはロシアが他国を侵攻しなかったと豪語した。
JIJI .COM
また、返り咲きを果たせば「対中国の(貿易優遇措置である)最恵国待遇を即座に撤回する」と約束。中国からの重要物資の輸入を4年計画で廃止すると語った。
【コメント】
最近、名前を聞かないトランプ前大統領。「私は第3次世界大戦を阻止できる唯一の候補だ」という発言をした。このことはアメリカでは第三次世界大戦がはじまるという認識があることを示している。
日本で第三次世界大戦という言葉を聞くことはない。だが、アメリカやヨーロッパでは頻繁につかわれていると思われる。そして、もうすぐ始まると思われているのだろ。でなければトランプがわざわざ言うこともないし、それをニュースにする必要もない。
ということは世界は第三次世界大戦が起こることが当たり前となっているのだ。それを防ぐにはどうしたらよいかが政治のテーマになっている。日本では全く感じられないことだ。
この記事の逆を言えば、トランプ氏でなければ第三次世界大戦がはじまると思ている人がいるのだ。すでに第三次世界大戦は始まっているのかもしれないが。ロシアとウクライナの戦いが、そこだけで終わる、中国が台湾を攻めない。イスラエルとイランの応酬が終わる。ということがなければ第三次世界大戦の可能性は否定できない。
私たちが知らないだけで、世界大戦は既定路線なのだろう。