
【コメント】
トルコで大地震があり、トルコとシリアでは寒い中で救助活動が続いている。世界が不安定になる中、災害までが起こっている。
トルコ、シリアが関係するのが中東での戦争である。その主役はイスラエルとイラン。すでにイスラエルはイラン施設を攻撃している。それでも戦争状態にはなっていない。それは両国が国境を接していないからだ。イスラエルの隣にあり、イランの支援を受けているのがシリアにいる組織だ。イランが反撃するならシリアを通じることとなる。1つ目の動画を見ていただくとわかるように、イスラエルはイランへの攻撃を強めそうだ。そして、イランも何らかの形で反撃を考えていると思われる。
シリアは国家が分裂し、政府と反体制派が長らく内戦を続けている。そこに時々トルコが関与してきていた。トルコにとって今回の地震は大きな変化をもたらすかもしれない。それが2つ目の動画。
トルコの大統領選が5月に予定されている。今回の地震の影響で現職のエルドアン大統領が落選するかもしれない。建物が簡単に崩壊し、多くの人が死亡しているがそれは人災だと言われ始めた。地震国であるトルコの建物には耐震性の基準があり建造物はそれを守らなければならない。ところが今回の地震でことごとく建物がつぶれたのは、耐震基準を守らなかった業者だけでなく、それを見過ごしてきた政府にも責任があるというのだ。
NATOのかく乱要因であるトルコ。ロシアと良い関係と見せかけてウクライナにドローンを売るトルコ。ある意味、存在感があった。次の大統領によっては、西側になることもあればロシア側になることもある。もしくは影響力が弱まる可能性もある。
旧約聖書のに倣うならトルコはロシアともにイスラエルに攻め込む。この地震がトルコの将来を決めてしまうかもしれない。そしてそれは人類にとっての岐路でもある。