世界がロシア、中国に注目している間に北朝鮮が戦争準備 もう止められない世界大戦

報道記事:北朝鮮が「戦争準備態勢の完備」決定 党軍事委に金正恩氏出席

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は7日、朝鮮労働党中央軍事委員会の拡大会議が6日に開かれたと報じた。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(党総書記)の指導の下、「つくられた情勢に対して人民軍隊の作戦戦闘訓練を拡大強化し、戦争準備態勢をより厳格に完備する」問題などを討議、決定した。

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は7日、朝鮮労働党中央軍事委員会の拡大会議が6日に開かれたと報じた。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(党総書記)の指導の下、「つくられた情勢に対して人民軍隊の作戦戦闘訓練を拡大強化し、戦争準備態勢をより厳格に完備する」問題などを討議、決定した。

朝鮮労働党中央軍事委員会の拡大会議が6日に行われ、金正恩国務委員長(中央)が出席した=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
朝鮮労働党中央軍事委員会の拡大会議が6日に行われ、金正恩国務委員長(中央)が出席した=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 党中央軍事委員会の招集は昨年6月21日以来、約7カ月半ぶり。金正恩氏の活動が報じられるのは、放射砲(多連装ロケット砲)贈呈式で演説した昨年12月31日以来となる。

 この日の会議では2023年度の主要な軍事政治課題と軍建設の方向性などを議論した。軍の作戦戦闘訓練の拡大強化と戦争準備態勢の完備のほか、軍事事業を根本的に改善・強化するための機構編成での対策も講じた。

 金正恩氏は「党の闘争課業(課題)を無敵の軍事力で粘り強く支え力強く開拓していく」ことを強調した。

聯合ニュース

【コメント】
久しぶりの金正恩の登場である。北朝鮮も戦争準備を進めているという。過去にも同じようなことは何度か言っているようにも思えるが、今回はどなのだろうか?

北朝鮮は不思議な国である。過去には餓死者が数百万人いたと言わたこともある。今は世界中から経済制裁を受けている。だが、国民はスマートフォンを持ち、国は核とミサイルを保有している。情報量が少ないため、北朝鮮のことはわかりにくいが、半導体を作れる国ではない。スマートフォンを作れる国ではない。そうなると答えは簡単で、どこかの国が支援しているのだ。

その国は国境を接する中国、ロシア、そして可能性としては韓国だ。緊迫する国際情勢は北朝鮮に有利である。中国、ロシアとも北朝鮮を利用しようとするだろう。少なくとも、軍備がある程度あり、兵士も多い。今回の戦争準備は中国かロシアに協力してのこととも言える。実際にやっているかどうかはわからないが、見返りは期待できる。なにせ、中国もロシアも味方は少ない。北朝鮮は核を持っており、アメリカの注意を分散させるくらいの行動はできる。役に立つのだ。

世界は混乱と戦争に向かっている。北朝鮮が行動を起こすとすれば今がチャンスと言える。このチャンスを逃せば、じり貧があと数十年続くだろう。仲が良いとは言えないレッドチームだが、今は味方同士である。偵察気球の問題で中国は西側諸国から経済制裁を受けるだろう。

中国が台湾を占領するのは、海を隔てており困難極まる。世界が半導体争奪戦になるなら、韓国の半導体技術を手に入れるというのを考えてもおかしくない。韓国を攻めるのは比較的やりやすい。陸続きな上、北朝鮮がいるからだ。その時役立つのが北朝鮮なのだ。

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