
報道記事:クレムリンは軍隊の増強を説明する
ロシアのスポークスマンは、西側が国に対して代理戦争を繰り広げているため、ロシア軍は150万人の軍隊を必要としていると述べた
クレムリンのスポークスマンであるドミトリー・ペスコフ氏は、ロシアの常備軍を約150万人に増強する計画は、その安全のために必要であると述べ、米国とその同盟国がモスクワに対して代理戦争を行っていると非難した. 目標戦力は12月に防衛省から提案された。
「代理戦争には、軍事行動への間接的参加の要素、経済戦争、金融戦争、法廷闘争の要素が含まれる」とペスコフは火曜日にジャーナリストに説明した。彼は、ロシアの安全を確保することは国防省の義務であると付け加えた。提案された目標を達成するための特定のツールはまだ開発中である、と Peskov 氏は述べています。
ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は、プーチン大統領が出席した12月21日の閣僚会議で、現役のロシア軍の数を150万人に増やすことを提案した。彼は、契約の下で奉仕するキャリア兵士と将校は、その数の約695,000人を構成し、残りは徴兵によって登録されるべきであると述べた.
火曜日の国防省の会議で、ショイグは、増員と他の特定の軍の変更が 2023 年から 2026 年の間に行われる予定であると述べた。 「ロシア連邦の主題と重要な目的」と大臣は述べた。
2010年まで軍隊の構造に存在していたモスクワとレニングラードの軍事地区は、移動の一環として戻る予定です。現在、この国には西部、南部、中央、東部、北部の 5 つの軍事地区があります。
一方、別のイベントで、プーチン大統領は、ロシアが昨年達成した軍事生産の増加を歓迎した。大統領は、防衛請負業者は「ハイギアに切り替え、生産能力を拡大し続けている」と指摘し、一部の製造業者は「事実上一日中」働いていると付け加えた。
RT
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【コメント】
ロシアが更なる軍事力増強を目指そうとしている。ロシア軍の数は150万人という。人数だけで見るとヨーロッパ諸国が束になってもかなわない。昨年は30万人もの増員を決めて実現している。ウクライナとの戦争はウクライナだけでなく西側諸国の援助があり、事実上複数の国との戦っている。この先の展開を見越しての兵員を増やす提案なのだろう。
それに加えてすでに、軍備の生産能力の拡大はすでに始まっている。近い将来第三次世界が起こるとすれば、早くから軍拡を続ける国がより有利となるだろう。今から予算を増やそうとする国とは大きく違う。ロシアの兵器不足や、兵器の能力不足が報道されることが多いが、それは各国共通である。平時が長いと軍事の優先度が下がり、人も物も整備状態が悪くなる。以下は今日の記事だ。ドイツの残念な状況が記載されている。
乗り物ニュース 2023年1月20日 「歩兵戦闘車」はどこへ行く? 各国で失敗続きの次世代歩兵戦闘車開発 独英米の現状
「NATOの高高度即応統合任務部隊(VJTF)の演習に参加するドイツ陸軍の「プーマ」歩兵戦闘車18台全車が、次々と故障してしまったのです。」とある。これは、わずか1か月前の出来事なのだ。
この状況で予測できるのは、ヨーロッパ諸国の軍拡である。NATOではGDP比2%の軍事費が求められているという。日本は1%強からこの2%を目指している。だが、その2%のヨーロッパの軍備は良い状況ではない。弾薬不足、兵器の稼働率低下、兵士の人数の減少がずっと続いていたのだ。
すでにNATOは対ロシア向けに30万人を準備しようとしている。世界の軍拡競争はますます激化する。