
報道記事:ニカラグア、ロシア軍に駐留許可
【サンパウロ共同】中米ニカラグアの反米左派オルテガ大統領は11日までに、緊急事態などの際にロシア軍の兵士や航空機、艦艇の駐留を許可する大統領令を出し、官報に掲載された。首都マナグアと米首都ワシントンの距離は約3千キロで、米本土への脅威となる可能性がある。
共同通信
7日付官報によると、許可の期間は7月1日から12月31日まで。「交流や人道支援、緊急事態時の相互利益」などが目的としている。ニカラグア軍との特別作戦の訓練をするためロシア軍部隊を受け入れることも承認した。
メキシコや中米の近隣国、キューバ、米国の軍の駐留なども許可した。
【コメント】
ロシアがアメリカ大陸のニカラグアに軍を派遣できるようにしている。フィンランドとスウェーデンがNATO加盟を申請したが、ロシアはNATO加盟を問題にせず、フィンランド、スウェーデンにNATO軍が常駐されることを懸念している。今回のニカラグアの動きは、ロシアの意趣返しのように思える。
この記事ではニカラグアの大統領は反米だが、米軍の自国への駐留も許可しているようである。普段話題にならない中米のことなので背景等はよくわからない。ディーガルの予測ではニカラグアの人口は2025年までに7%増える。世界的な人口減少の影響を受けない。ニカラグアだけでなく、パナマ、ホンジュラスといった中東諸国は人口減とはならないようである。地理的にアメリカの影響を受けやすいが、ロシアにも近づくことでどちらとも敵対しないのかもしれない。
参考:ディーガルが予測する 2025年の驚愕的な人口