ロシアも武器が枯渇 核兵器を使うというのもありうる

報道記事:ロシア軍は「物資と弾薬が枯渇」…英情報機関「絶望的な状況物語っている」

【ロンドン=池田慶太】英情報機関・政府通信本部(GCHQ)のジェレミー・フレミング長官は11日、ロンドンで講演し、ウクライナ侵略を続けるロシア軍について「物資と弾薬が枯渇しつつある」との分析を明らかにした。露軍の人的犠牲は「驚異的」な水準であり、露国民の間で動揺が広がり始めているという。

詳細には言及しなかったものの、露軍の劣勢を改めて指摘したものだ。「露軍が兵士の増援に囚人を使い、数万人の経験の浅い徴集兵を動員していることは、絶望的な状況を物語っている」とも語った。

フレミング氏は、露政府・軍内部ではプーチン大統領への反対意見がほとんどなく、プーチン氏の意思決定に「欠陥」があると述べた。戦略的な誤りにつながる「一か八か」の判断を下すようになっており、一例として、ウクライナ南部クリミアの「クリミア大橋」で8日に起きた爆発への報復として首都キーウをミサイル攻撃したことを挙げた。

読売新聞オンライン

【コメント】
以前から話はあったが、ロシアの物資、兵器が枯渇しているという。少なくとも消費する以上の生産はできていないと思われ、高性能な武器は枯渇へ向かっていると思われる。さらに人的な損害も増えている。

80年前、同じような状況になった日本はアメリカに対して特攻という特殊な戦いを行った。この特攻作戦は大きな戦果を挙げている。日本では無駄死にのような言われ方をするが、純粋に攻撃効果ということでは、戦果を挙げているのだ。

ロシアは特攻をする必要はない。核兵器があるからだ。ウクライナにはそれがない。なので今になってまたNATO加入を申請しようとしている。いずれにしても妥協点がなく、時間が味方にならない状況ではこれまでと違った一撃を考えると思われる。核兵器が使われてもおかしくはない。ウクライナを支援している西側諸国も、次は参戦をするか、見捨てるか決めなければ、いまのままだとエネルギー不足で自国が窮地に追い込まれてしまう。もうすぐ、世界情勢は大きく動く。

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