韓国からマクドナルドが撤退しようとしている 新興国の金融危機が始まるのか

報道記事:売りに出された韓国マクドナルド

10日午前、ソウル市内のマクドナルド店舗。関連業界がこの日発表したところによると、マクドナルド米国本社は、韓国国内の事業を譲り受けるパートナーを探しているという。マクドナルドは2016年、毎日乳業-カーライル・コンソーシアムと売却交渉を繰り広げたが、取り引きは成立しなかった。韓国マクドナルドの株式は現在、米国本社が100パーセント保有している。

朝鮮日報

【コメント】
韓国からマクドナルドが撤退しようとしている。これだけでは、韓国から外資がこぞって撤退していると断定はできない。だが、アメリカ、EUと急激に金利を上げている状況下では新興国からの資金引き上げが続くのは想像できる。新興国は資金流出に対応するため、追随して金利を上げざるを得なくなる。

韓国は住宅バブルかつ国民は借金まみれの状況で物価が上がっている。ここに金利上昇が始まると、確実にスタグフレーションになる。韓国などの新興国から資金が引き上げられ金融危機になるであろう。さらに、韓国でも食糧危機が顕在化すると外食産業は厳しいのかもしれない。マクドナルドは食糧輸入国の韓国では小麦も牛肉も手に入りにくくなることを見越している可能性がある。この点に関しては日本も同じだが。

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